川辺優紀子のKIPONでスナップ ～ 調布編１

こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載は、KIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。

“写真の楽しみ方”というのは人それぞれだと思います。
どんなカメラを使うのか。
たくさん撮るデジタル派や、現像のワクワクを醍醐味にフィルムで撮影したり。
撮った写真でアルバム作成や、額に入れてインテリアの一部にしてみたり。

色んな楽しみ方がある中、レンズの選択も“写真の楽しみ方”の大きな要素です。
このレンズだから、この写りになる。と言う具合に、レンズにも個性があるから楽しいのです。

別機にて撮影

KIPONのマニュアルフォーカスのレンズ『IBERIT』も個性的な１本。
オールドレンズを思わせるかのような優しい描写が私は好きです。

＊レンズ詳細はこちら
https://kipon.jp/%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%ba%e4%bb%95%e6%a7%98/

今回も24mm、35mm、50mmを持ち出して撮影して参ります。
この連載を通してIBERITの魅力を感じていただけたら嬉しいです。

今回私が向かったのは、『調布』。
調布は“映画の街”と言われていて、大型スタジオや映画関連の会社もたくさんあります。

ドラマ「あなたの番です」や劇場版「おさっんずラブ」など、ここには到底書ききれない数々のドラマや映画が撮影されてきました。

ロケ地がたくさん存在する調布、その中から今回はどこを巡ろうかと考えていました。

今回のスナップは少し嗜好を変えて、「ポタリング」で撮影してきました。
ポタリングとは、“ゆっくりと散歩するように、のんびり楽しむサイクリング”の事を指すそうです。（私自身、まだクロスバイクデビューしたばかり。）

24mm

気ままにサイクリングしつつ、偶然見つけたお店に立ち寄ってカフェを楽しんだりするのが醍醐味。
これはカメラをお供にするには最適な移動手段だと思いました。

未だ新型コロナウィルスの勢いが止まらない状況で、交通手段や滞在時間が懸念される中“密”を回避できるサイクリングはもってこいなのではないでしょうか。

24mm

さて、調布は近くに多摩川が流れていて自転車乗りにはとても行きやすい場所と言えます。

フォトプランは調布ロケ地巡り！というのも頭をよぎりましたが、まず偶然見つけたのが「ゲゲゲの鬼太郎」でした。

24mm

なんと、「鬼太郎ひろば」と言う公園に遭遇です。
入り口すぐ近くには鬼太郎さんがお出迎え。

24mm

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんは調布市名誉市民だそうで、この公園以外にも鬼太郎スポットが数多く存在しています。

広場には小さな子供たちが親に連れられて遊びに来ていました。
怖がるかな？と思いきや、もう何度も通っているのでしょうか。意外とニコニコと妖怪たちと触れ合っています。

35mm

ボルダリングのような壁を見つけて、上を見てみると。。。
「ぬりかべ」でした。
妖怪として怖がられるどころか、もはや遊具として子供たちの相手をしていました。
地元の人たちに愛されているのですね。

35mm

そして、ねこ娘の見つめる先にはなんと鬼太郎の家まであるではなですか。
これは大人の私でもテンションが上がります。中がどうなっているか気になり早速お邪魔してみました。

すると中央にちゃぶ台があり。。。

35mm

お元気そうな「目玉おやじ」が暖かく迎え入れてくれました！！！
ここでお会いできるとは。感激です。
思わず２ショットを撮ってしまいました。

35mm

これまでに無いほどの満面の笑みです。
私と比べてみると分かりますが、意外と目玉おやじは大きかったのが印象的でした。

35mm

偶然たどりついた公園は、大人も子供も夢中で楽しめる「ゲゲゲの鬼太郎」ワールドでした。