川辺優紀子のKIPONでスナップ〜丸の内編(後編)

こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載は、KIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。

前回に引き続き丸の内の秋景色をスナップしていきます。
使うのはKIPONのレンズIBERIT。
普段使用しているバッグにカメラ用インナーを入れてレンズ3本を持ち歩いて撮ります。
レンズ1本1本が手のひらサイズなので、日常カバンにも入ってしまうのがお気に入りポイントの一つ。

公園で

丸の内と言いつつ、色々と撮り歩いていると隣の地区にもすぐ行けてしまうのがこの地の良いところで、ビル街があると思えば隣には広々とした公園もあるのです。

24mm

とても天気が良い休日だったので、お仕事の平日とは異なって家族連れが多く散歩を楽しんでいました。

24mm

24mm

園内の木々もだいぶ紅葉が進んでいました。
真下から見上げた時の、葉が重なって出来る立体感が好きでよく撮っています。
そんな時に重宝するのが50mm。
実際に目で見える範囲ととても近い画角で切り撮る事ができるので違和感がありません。

50mm

50mm

公園の噴水が光を反射して輝いています。
まるでプールのようでした。

50mm

50mm

50mm

みんなの癒し空間。
それが公園の役割なのだと思います。

24mm

丸の内からどこへ

さて、撮っては歩き撮っては歩きを繰り返していると、気づけばだいぶ場所を移動していました。

50mm

24mm

50mm

日も段々と傾き、影の存在感が増していきます。
もう暗くなるのも早いもので、撮っているうちに刻々と空の色も変わります。

 

24mm

24mm

24mm

マニュアルフォーカスで難しいのは動いている被写体を狙うときですが、そんな時はある程度画角とピント位置を決めてカメラを構え、狙ったところに被写体が来るのを待ちます。
この時間帯ですと、その待ち構えている間でさえどんどん日が変わるので面白いです。

キラキラな街

35mm

35mm

最後にたどり着いた場所はもはやタイトルの丸の内ではありませんのでご了承ください。
コロナによる自粛や営業停止、テナント募集の看板によって以前より明かりが少ないように思えます。

35mm

35mm

それでもなお光っているのが銀座でした。
夜のライトも綺麗に写すIBERITは、絞り開放から得られるホワッとした描写がシーンを作り上げる手助けをしてくれます。

35mm

35mm

被写体自体にピタリとフォーカスを合わせることだけを最初は考えていましたが、この所それが必ずしも正解ではないのではと思うようになりました。
ただ外れてしまったのではなく、意図したところへずらす。
見せたい物はなんなのか。
空間を操作するにはどうしたら良いか。

ピント面を少し移動させてみると、当初自分が思っていた絵とは違うものが見えてきました。
そんな撮り方を試みようと思えたのも、このマニュアルフォーカスのIBERITであったからなのは間違いありません。

35mm

このレンズブログはIBEEITの魅力を読者にお伝えすることが目的なのですが、回を重ねるごとに私の写真に対する考えの変化が見えてくるものになっているのではと思いました。

お時間ありましたら是非バックナンバーも読み返していただけると嬉しいです。

 

35mm

(丸の内編おわり)

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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