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いのうえのぞみのKIPONレンズで沖縄スナップ(前編)

こんにちは。いのうえのぞみです。

写真に魅せられ、写真と関わる仕事をしたくてモデルになりました。
それから独学で写真を勉強して、撮るほうへと。
今は自分の心の赴くままに旅をしながら『 写す!書く!写る!』 をテーマに、写真の楽しさ、奥深さにすっかりハマっています!

初回の連載では北海道  へ行ったので、第二回目の連載は思い切って南国へ。
昨年、1泊2日という駆け足で、沖縄の今と昔をココロと身体で感じる旅に行きました。

沖縄は私にとって特別に好きな場所の一つです。よく「沖縄顔」と言われるので、勝手に親近感を持っちゃっています。

旅のお供は、KIPONレンズの人気シリーズIBERITより
旅スナップにもってこいの標準レンズ50㎜と
そして、せっかく沖縄に行くのだから広い絵も取りたくて24mmも持っていきました。

<KIPON単焦点レンズIBERIT24㎜f/2.4>  ※別機材で撮影
(高級感のある金属製ですが、比較的に価格もリーズナブルなので初めてのマニュアルフォーカスレンズにお勧めです。)

<SONYα7IIIにKIPON単焦点レンズIBERIT50mmf/2.4を装着> ※別機材で撮影
(小柄な私の手にもすっぽり収まるほどコンパクトなので女子でも扱いやすいレンズです。)

■ 実は大人女子にオススメなのは冬の沖縄!

沖縄と言えば「夏のリゾート!」というイメージかも知れませんが、
ぎらぎらの日差しによるお肌のダメージが気になる大人女子には、実は冬のほうがオンシーズンかもしれません。
そんな冬の沖縄の魅力をお伝えします。

今は時期的に旅行もままなりませんが、早く前みたいに気が向いたら手荷物だけを小さなバッグに詰めて空港へ、なんて旅行ができるようになるといいな。
飛行機を使った旅行に行くときは、以前の撮影旅行でちょくちょく貯まったマイルも使いますが、今はLCCもあるから、チケットもずいぶん安くなりました。

さて、羽田空港から那覇空港へ。3時間弱のフライトです。

■ 琉球文化の香り漂う壺屋やちむん通り

那覇空港に到着し、最初に向かったのは琉球らしい路地の佇まいを残す壺屋やちむん通り。

観光客で賑わう国際通りからすぐなのに、沖縄陶器の店が並び、少し奥に入ると体験ができる工房もある昔ながらの那覇の風景が。
屋根の上に鎮座するのは、こちらも沖縄の代表的な焼き物、守り神のシーサー。

 

(国指定重要文化財の新垣家住宅)

本当にあらゆるところにシーサーがいて、人々を見守っています。

こんなところにもシーサー。鮮やかな色使いがいかにも沖縄って感じですね。

(うふシーサーの「うふ」は沖縄の方言で「大きい」という意味。)

あ、ここにもシーサー、と思ったらネコでした。それもすごい美人さん。
『お願い、ちょっとだけ撮らせて』と話しかけながら、逃げないようにそっとシャッターをきります。

(じっとカメラ目線のまま動かず待っていてくれたネコ。)

ゆったりとした時間が流れる壺屋だから、ネコものんびりおっとりしているのかしら。

『撮らしてくれてありがとう。』 と感謝の気持ちを心でささやきながら
スナップ撮影をしているときの最強の被写体はネコなのかもしれないな~なんて思いました。

東京を離れて旅をすると野良猫ちゃんとの出会いも増えるので
そこも楽しみだったりします。

 

■ 小さなビーチはプライベート感覚~恩納村

もう海水浴っていう季節ではないけど、やっぱり沖縄に来たからにはビーチでしょ、ということで、
可愛らしい穴場ビーチを恩納村で発見!

(宇加治近隣公園ビーチ…公園内にトイレもあるのでちょっとした休憩にも使いやすいです。)

誰もいなかったので、プライベートビーチ感覚を満喫しながら波打ち際を歩きました。
冬のやさしい陽射しと透き通る青のグラデーション。
オフシーズンだからこそ味わえる優雅なひとときに、すっかりココロも身体も癒されました。

近くを散歩していると、「ブーゲンビリア」が咲いていたので思わずパチリ。

 

(沖縄のいたるところで1年中見ることができますが、10月から11月はもっとも美しい時期と云われています。)

KIPONレンズは赤がより赤く、発色がとてもきれいに感じます。
花一つひとつの赤がしっかり主張していて、『南国に来たのだなぁ~』と実感しました。

 

■ 金武町のレトロアメリカンな食堂でタコライスを堪能

さすがにお腹がすいてきたので、最初に食べようと決めていたタコライスのために、金武町へと向かいました。

(ハリウッド映画のセットのような金武町のストリート)

米軍基地キャンプハンセンの第1ゲート前にある老舗タコライス屋さん「ゲートワン」

店内は、いかにもアメリカンパーラーといった雰囲気で、隣のテーブルでは米兵が普通にタコスを食べていました。

(おいしそうでしょう? ボリュームもたっぷり。タコス・タコライスセット<650円>)

お腹もいっぱいになったので、金武町を歩きます。

ここはアメリカ占領時代に営業許可をもらっていたAサインバーがたくさんあった古き良き歓楽街。
今でもその空気感が残っています。

(ちょっと寂れているのもいい感じ。)

普通のアメリカとノスタルジックな沖縄が溶け合い、同居している金武町のストリート。

(白猫がちょこんと。)

アート系の大学生でしょうか?自主制作映画を撮っていました。
私も古いものに惹かれるタイプなので、ここにいるだけで気分が上がり、どんどん写真を撮りたくなります。

(可愛い落書き)

■ 夕景のムーンビーチ

今日の宿は、恩納村にあるホテルムーンビーチ。 ちょうど美しい夕暮れに間に合いました。

海を眺めていると、すべてが満たされていくような気分になります。

(心地よい風を感じながら穏やかな海を堪能。)

次回は沖縄旅行二日目の様子をご紹介します。

 

いのうえ のぞみ

プロフィール:いのうえ のぞみ(Nozomi Inoue)

東京都出身。モデル・タレント活動の傍ら世界一周を目指し、これまで訪ねた国は60ヵ国を超える。
2015年度バリ島観光大使に就任。

2018年より写真家として活動を開始する。APA (公益社団法人 日本広告写真家協会) 正会員

「いのうえのぞみ オフィシャルサイト」
https://www.inoue-nozomi.com/
「いのうえのぞみTwitter」
https://twitter.com/nononononozomin
著書『ちょっとしたコツで10倍かわいく見えるモテ写の教科書。』
https://www.mdn.co.jp/di/book/3217303018/

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