川辺優紀子のKIPONでスナップ〜沖縄編1

皆様こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載はKIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログ。
撮りに行く場所は特に指定はなく、気の向くままに選んでいく幸せな企画です。

前回の「KIPONでスナップ」では日本の北、北海道まで飛びました。
だからという理由ではないのですが、お次はなんと日本の南!
沖縄で撮っていきます!
コロナによる移動制限も無く、比較的自由に移動ができるようになった最近では旅行を再開する方もたくさんいるようです。

35mm

この日は別の仕事を済ませてから空港へ向かい、夕方発の飛行機で向かい現地到着は夜の予定。
沖縄と聞くと天気の良いキラキラとした海などの印象が強いですが、まずは夜の那覇からスタートです。

24mm

早速沖縄のシンボル的存在、魔除けとしての意味で置かれているシーサーがお出迎えです。
お土産屋さんでも様々なシーサーが売られていて、現代においては全国に広がっているであろう魔除け。
お店からのライトを受けて綺麗な陰影が出ていました。

それでは国際通りで夜ご飯を食べるお店を散策しましょう。
コロナの問題はまだまだ山積みですが、やはりこのところ観光分野に関してはそれなりに賑わってきている様子で、夜でもたくさんの人が練り歩いていました。

24mm

かつての賑わいを取り戻すまでに、一体後何年かかるのでしょうか。
お客さん争奪戦の中、入ってくれと言わんばかりに鮮やかなネオンが街に光を放ちます。

24mm

沖縄の中で最も多くの人がいるこの通りでは、本島とは少し異なった雰囲気に包まれて訪れた人たちを陽気にさせます。
ふと撮った写真も異国感を感じさせるほど不思議な街。

さて、お店が決まりましたので早速この1杯を頂きます。
沖縄といえば!!

24mm

撮る頃にはもう既にたまらず少し飲んでしまったようです。
南国の空気と相まって一層美味しく感じますね。
美味しいご飯と飲み物に感謝です。

24mm

24mm

やってきたのは「鳩間島」さん。
このお店では民謡ライブを行なっているようで、時間になると陽気なご主人が元気に歌います。

24mm

歌の中での「はい!カンパーイ!」の掛け声と共に店内のグラスが空っぽになっていきます。
歌を聴きながらもお酒が進む素晴らしいシステム。

イベント感満載、とても楽しい雰囲気で食事ができました。

24mm

五感で沖縄を満喫でき、充実した時間でした。
さて、お店を出て夜の路地散策です。

昼間はたくさんの人が歩いているであろう商店街も夜の顔はまた別物です。

24mm

映画の1シーンに出てきそうな、長く奥に続く道。

24mm

こうして見ると、作り込まれた映画用セットにも見えてくる場所。
このまま現実に存在しているのだから面白いです。

24mm

この色合いが、非日常を思わせているのかもしれません。

24mm

ヘッドライトで青く光る裏通り。

沖縄で写真を撮る事を思うと、やはり天気の良い明るい時間帯が理想だと考えていましたが、こうして夜の散策をしてみると思っても見なかった絵が撮れます。
海や山では流石に真っ暗になってしまいますが、国際通り周辺であれば夜のスナップもお勧めです。

 

24mm

まだ夜の沖縄しか過ごしていませんが、既にたくさんの事を味わえた気がします。
KIPONのレンズIBERIT片手に満喫する沖縄旅。

次の記事もお楽しみに。
(つづく)

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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