川辺優紀子のKIPONでスナップ ~ 横浜 後編

こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載はKIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。今回は日本屈指の大人気スポット『横浜』で撮っていきます。
(是非『前編』から読んでいただけると嬉しいです)

中華街

24mm

横浜と言えば、絶対に立ち寄りたいのが中華街です。
中華雑貨や見たことのない食材、美味しいグルメに働く人々。まるで日本ではないかのような感覚に陥ります。

50mm

私は街中スナップのとき、周りをキョロキョロし続けてしまいます。
どこに、どんな被写体が隠れているのか探すのが楽しいのです。
建物の隙間を覗いてみたり、上を見上げたり。

50mm

50mm

思わぬ“人々の生活感”のようなものを見つけたり、屋根上の細かい装飾などを発見したりするとテンションが上がります。スナップはまさに、宝探し。お気に入りのレンズで撮り歩けばさらにお宝度合いは増していくばかりです。

50mm

それではここでお昼休憩としましょう。

24mm

選んだのはこちら、中華粥です。
中華料理の定番と言ってもよいでしょう。

24mm

美味しそうな香りにつられて満面の笑みです。

歩き回ってきた体にお粥が染み渡ります。
お粥は消化がよいので直ぐにエネルギーになって元気になりますが、その分すぐ空腹を感じて思わず食べ過ぎてしまう気がするのはここだけ
の話。
絶品粥をスープのごとくあっと言う間に飲み干しました。

50mm

お店を出て上を見上げると、思わぬ所にミラーが。自分を入れて記念に1枚パシャリ。
さあ、それでは最後に港の方を巡っていきたいと思います。

近代的な景色

最初は西洋館周辺をまわり、次に中華、そして最後にやってきたのはこの近代的な光景が広がるポイントです。

35mm

横浜は、場所ごとに全く異なる幾つもの顔を1日で味わえる都市で、楽しみ方も人それぞれです。

優雅にカフェを楽しんだり、肉まんを口いっぱいにほおばったり、ベンチで海を眺めたり。

50mm

50mm

だんだんと日が傾いてきました。写真を撮る上ではこの時間帯が1番好きです。

50mm

1分経過するごとに明るさがどんどん変わって行き、片時もファインダーから目が離せなくなります。

50mm

夜景とイルミネーション

夜景が綺麗な時間になりました。横浜の絶景も写真に収めたいところです。

35mm

遠くまでハッキリと写し取りたいので、絞りはF8やF11に設定します。
カメラのダイヤルではなく、レンズの絞りリングで操作するのも“写真を撮っている”ということを強く実感できる要因のひとつですね。

少し歩いた所に、ドーム型のイルミネーションがもの凄い存在感を放っていました。
自由に出入りできるようなので、迷わず向かいます。
光と音の演出で、まさに異空間でした。

24mm

24mm

最後に、街が一色に染まって一体となった夜景を1枚。
撮り歩いているとあっという間に1日が終わってしまった、横浜でした。

24mm

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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