川辺優紀子のKIPONでスナップ ~ 横浜 前編

こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。

この連載は、KIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。
毎回どこに撮りに行こうかと、私自身ワクワクしながら取り組んでいるのですが、今回も悩みに悩んで(行きたいところがありすぎて)決めました。

撮ってきたのはこちら!

横浜!!

50mm

家族やカップルなど広い世代にお勧めの大人気観光地です。
カメラを持って訪れる方も多いほど、写真映えするスポットですね。
素敵な景色がたくさんあるので広角から望遠まで持ち出して撮り歩きたいものです。

ということで、今回も使用するレンズはこの3本。

別機材にて撮影

右から

IBERIT 24mm F2.4
IBERIT 35mm F2.4,
IBERIT 50mm F2.4

対応カメラマウントは Lica M / Lica SL / Sony E / Fuji X のラインナップです。

今まではカメラ1台でレンズを交換しながら撮り歩いていたのですが、今回は私の所有する3台を投入。気合いを入れ直しての撮影です。

バラ園

まずやって来たのは「港の見える丘公園」です。

24mm

イングリッシュローズの庭には市の花であるバラを含め、綺麗に咲いたお花がたくさん。

50mm

目をきちんと開けられないくらい空が明るく、良い天気でした。
光がふんだんに降り注いでいるので、IBERIT特有のフレアを盛り込んで撮ります。

50mm

太陽との角度によってフレアの入り方が全く異なります。フレアを入れないように撮ることもできますが、ふんわりと仕上げたかったのでレンズの角度を微調整して、ここだと思う所で切り取ります。

もちろん、ピント合わせも忘れずに。

50mm

IBERITはマニュアルフォーカスなので、レンズ角度を少し動かしたらそれに合わせて手で合わせる必要があります。
その瞬間がまた、至福の時なのです。

街中のスナップで、無意識に息を止めるほど集中してシャッターを切るというのは現代ではあまりないのではないでしょうか。
『写真を撮っている』という事を実感できる、素敵なレンズです。

35mm

西洋館巡りのはずが。

さて、お次はすぐ近くの西洋館を巡りに行きましょう。

24mm

横浜開港以降、外国人居留地そして栄えたこのエリアには今でもたくさんの西洋館が残っています。それが故、通りの雰囲気もまたこの場所ならでは。

24mm

まるでオールドレンズかのような味わいを写し出してくれるIBERIT。
この街の空気感を損なうことなく形にしてくれます。

24mm

24mm

さあ、いよいよ建物内部の見学と行きましょう。
・・・と、思った矢先。
敷地入り口にある張り紙が目に留まりました。

「館内撮影禁止」

なんと撮影できませんでした。理由はそうです、新型コロナウイルス。
感染拡大を受けての対策だそうです。こればかりは仕方がありませんね。
今はどんな場所でも感染対策は必須です。写真撮影の際も、万全の準備をしていきましょう。

24mm

(つづく)

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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