いのうえのぞみのKIPONレンズで北海道スナップ～富良野トリコロール編

こんにちは。いのうえのぞみです。
写真に魅せられ、写真と関わる仕事をしたくてモデルになりました。
それから独学で写真を勉強して、撮るほうへと。
今は自分の心の赴くままに旅をしながら『 写す！書く！写る！』 をテーマに、写真の楽しさ、奥深さにすっかりハマっています！
さて今回の旅は、KIPONレンズの人気シリーズIBERITより、35ｍｍと75ｍｍをお借りして初夏の北海道に行ってきました。

本記事の撮影は東京に4回目となる緊急事態宣言が発出される前に撮影したものです。

まずはレンタカーを借りて、北海道中富良野にある「ファーム富田」に向かいます。

(入園料や駐車場も無料)

ここはラベンダー畑が有名な場所ですが、園内では春から秋まで１００種類以上の花々が咲き
鮮やかな色合いに覆いつくされた美しい光景を楽しむことができます。
広大なお花畑のほかにも、香水や石鹸などのラベンダー製品の売店や
ラベンダーソフトクリームが食べられるカフェなど、園内の施設も充実しています。

園内に入ると、まずは見渡す限りのラベンダー畑が出迎えてくれました。
どこまでも広がる紫色の絨毯は見ているだけで心を安らかにしてくれます。

(ラベンダーの花言葉…「沈黙」「期待」「清潔」「不信感」「疑惑」のほかに「あなただけを待っています」)

ラベンダー畑には、実は色んな品種があり、咲くタイミングも異なるようで
私が訪れたときは、早咲きラベンダーがちょうど見ごろを迎えていました。
遠くから見ていると、どこまでも続く紫色の世界のようですが
近くで見ると小さくて可愛らしい花がたくさん咲いているのがわかります。

(ミクロな花束が集合して壮大なラベンダー畑に)

夢中になってシャッターをきっていると、ひとつひとつの株が扇型になっていることに気づき

「この角度から撮るとウロコみたいな模様にみえる！」とますます写欲がわいてきました。

園内には何か所もラベンダー畑があり、それぞれちがう表情を見せてくれます。

大好きなラベンダーの香りを嗅いでいると、二十歳からスタートした一人旅を思い出しました。
昔から旅好きの私は、バックパッカーで世界中を周っていて、インドを旅していたときのことです。
私の大敵はいつも害虫Gで、突然現れて視界をウロウロされると
恐怖で頭の中がいっぱいになってしまうほど苦手な存在で…。

そんなときに私を助けてくれたのがラベンダーのアロマです。
インドで目まぐるしく巻き起こるカルチャーショックに疲れたときには香りを嗅いでリラックス、そして何より害虫対策にもなるので御守り代わりに重宝していました。

(背景のボケがニョロニョロしていて面白かったのでパチリ)

ラベンダー畑の中を歩いていると、香りとともに
インドでの思い出がどんどんよみがえってきて、なんだか懐かしくなりました。

「ファーム富田」のとなりにある「とみたメロンハウス」
可愛らしい外観に目を惹かれ、引き寄せられるように入っていきました。

(富良野といえば、メロンも有名)

建物に入るとショーウィンドウの中には食べやすくカットされた赤肉メロンがズラリ。

(赤肉メロンは子供の頃からの大好物)

甘くてジューシーで美味しくて、歩き疲れた私の喉と心を充分に満たしてくれました。

(よく冷えていて、ちょうど食べごろの完熟メロン)

美味しいメロンを食べて幸せな気持ちで歩いていると、道端に菜の花が咲いていました。

手入れされた美しい花畑も素敵ですが、何もない場所に自分の力で咲いている菜の花も力強く可憐です。

(太陽の光を浴びてキラキラと輝く菜の花)

目の前にある美しい光景を、写真に残せて大満足な一日。
ラベンダー畑の魅惑的な紫、赤肉メロンのジューシーなオレンジ、菜の花の眩しい黄色
KIPONレンズが鮮やかに初夏の北海道を映しだしてくれました。
コンパクトで旅スナップにもオススメなレンズです。

レンズ仕様 – KIPON PLAZA

つづく