川辺優紀子のKIPONでスナップ〜函館編4

皆様こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載はKIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログ。

今回は一泊二日の弾丸ツアーに参加して撮影してみる試みです。
あっという間に最終日、帰りの飛行機の時間まで予定をぎゅっと詰め込んだスケジュールを楽しみます。

50mm

函館編1,2,3とはまた違った雰囲気の場所にたどり着きました。
建物の特徴から、よくご存知の方ならどのエリアなのかすぐわかるかも知れません。

50mm

まるで海外の町の一角を撮っているような、とてもおしゃれな地域。
咲いているお花もこの風景を彩ってくれているようです。

50mm

そしてこの坂の上からの景色は、様々な映画やテレビCM、広告などで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

50mm

ここは函館の元町エリアです。
海に向かって真っ直ぐと伸びたこの坂道がもっともメジャーなスポットで、函館を代表とする景観の一つ。

広角レンズで全体の様子を収めても良し、望遠で狙っても良し。

私は坂の向こうにある海や山、船なども見えるように撮影したいと思い、持ってきているレンズの中で一番頂点距離の長い50mm F2.4を選択しました。

持ち出してきているIBERITは24mm,35mm,50mmの3本。
ラインナップとしてはその他に75mm,90mmがあります。

50mm

思い出の旅に同行させるレンズの選択。
これは永遠の課題かも知れません。
カメラバッグのサイズによっても持ち運べる量は限られてきますが、せっかく足を運ぶのだから撮りたいものは全て撮りたい。
しかし、その荷物量によって体が疲れてしまって旅行を楽しめないのは元も子もありません。

フットワークは軽くありたいですし、撮れる絵のバリエーションも確保したい。
ではどれを持っていき、置いていくのか。

私の場合はレンズに加え、バッグはどれにしようかという悩みも同時に頭の中をぐるぐると巡ります。

50mm

そして、そんな旅の装備にこそ選んで頂きたいのがこのKIPONのレンズIBERIT。
このレンズブログで何度もお伝えしているほど気に入っているポイントは、兎に角コンパクトである点。
そのサイズ感ゆえに、無駄にバッグのスペースを占領しませんし、ふとポケットの中に入れておいても不自由なく歩き回れるのです。

普段のバッグにはまだ余裕があるので
望遠で圧縮効果を狙いたい時のために、IBERITの90mm F2,4も手持ちに追加したい気持ちになりました。

50mm

さて、町に佇む建築の見どころに深くはまっていました。
木材の質感から色合いまで、歴史を感じさせつつも何か新しい魅力を感じ取れます。

50mm

町自体が程よくコンパクトなので主要なスポットなどはゆっくり歩いていても回ることができます。
途中お洒落なカフェや気になる雑貨屋さんなども見つけましたが、ツアーでは立ち寄れないのがとても残念。

50mm

50mm

元町エリアでは最後、見晴らしの良い場所へとたどり着きました。
今でこそこうして観光を楽しむためにこの場所を訪れることができますが、かつては戦場の地。
激動の場面が繰り広げられていた場所であり、ここから見える港も、見ていた人々も、現在とは全然違うのだろうなと思います。

50mm

とても綺麗で素敵な町の風景を楽しみながらも歴史を感じるひと時でした。
ペリーさんの像とお別れをし、いよいよこの函館ツアー最後のスポットへと向かいます。

24mm

やって来ましたのは市場。
ここでの目的は、海鮮丼を食べることです!

お刺身、お寿司、海鮮丼が大好きな私。
函館で海鮮を味わえることができてとても幸せです。

24mm

24mm

市場らしいカラフルな色彩の中を歩き進み、ついにランチとご対面。

24mm

載せる具材はリストの中から選ぶ形式で、これが私のチョイスした丼です。
今この写真を見返しているだけでも空腹を感じて来ました。
こんなに美味しい食材を恵んでくださる海に感謝します。

あっという間の弾丸ツアー。
全4回に渡りこのブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
手軽に代表的な観光スポットを巡ることができるツアーでの撮影も、是非試してください。

24mm

なんだかんだ帰りの空港のガチャガチャで手に入れたシマエナガのLEDマスコットがお気に入りのお土産となりました。(今でも私のデスクにいます)

24mm

次の「KIPONでスナップ」もお楽しみに。

(おわり)

 

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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