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いのうえのぞみのKIPON レンズでスナップ~京都「花脊」編

前回の 京都 「嵐山」 編につづき
二泊目は、にぎやかな観光地をあとにして
以前から行きたかった京都の奥座敷「花脊」へ

京都市内から出町柳駅へいき
「もみじのトンネル」で有名な叡山電車に乗り換えます。

車窓に広がる青もみじを堪能しながら
列車にゆられること30分で鞍馬駅に到着。

鞍馬駅前にある天狗。

駅からは宿の方に車で迎えに来てもらい
険しい山道をぬけると
「HANASE HIGHLAND INN」に辿り着きます。

オーストラリアから移住したケルガード サイモンさん・慶子さん夫婦が
築130年の日本家屋を改装したゲストハウスです。

Google マップで宿を探しているときに
英語のホームページしかなく
『なんだか面白そう!!』と思い
こちらの宿を選びました。
玄関では、看板犬のボスと
昔ながらの大きな釜土がお出迎え。

くつろぐボス

現在は使用していない釜土

花脊の冬は、マイナス20度近くになる時もあり
食料品が買えるスーパーは
雪道を車で30分以上かかります。

丁寧に手入れされた日本庭園

センスのいい空間

洗面所の窓がノスタルジックな雰囲気。

宿泊したお部屋

京都の山奥でこんなお肉が食べられるなんて!

楽しみにしていた夕食の時間。
「今日のメイン料理はスペシャルだよ!何のお肉かあてて」
と言われて出てきた肉料理。

サイモンさんが作った料理。

鹿肉かな~
と思ったところ
何とカンガルーのお肉でした!

お肉は柔らかくて
臭みは一切無く
とてもジューシー。
添えられていたトマトソースとの相性もよかったです。
サイモンさんはラグジュアリーホテルのシェフだったというだけあり
料理がすごく美味しくて大満足でした。

厳しい環境のなか
大自然と共に暮らしているご夫婦。
慶子さんの満ち溢れた笑顔が心に残りました。

いつか私もこんな生活がしてみたい……

ボスも幸せそうに寝ています。

憧れの

翌日はいよいよ
京都にきたら一度は行ってみたかった「美山荘」へ。

電波がはいらない場所なので
慶子さんに書いてもらったに地図を片手に進みます。
かたわらに小川がキラキラと流れていて
「そよ風はこんなに気持ちいいのか」
と思えるほど心地よくて。
本当に癒やされました。

40 分ほど歩いても辿り着かなかったので
道があっているのか不安を感じていると……

ようやくお店の看板を発見!

美山荘の入り口

屋根の上に咲いていた野花。

母も私も自然の中で力強く生きる野花が大好き。
思わずシャッターを切りました。

特等席

一品一品、丁寧に
自然を感じながら食べる料理は格別です。
ここまで来た甲斐があったなあと思いました。

お部屋には見晴台があり
食後は景色を見ながら、ゆっくりできます。

小川を眺める母の後ろ姿。

母と娘の京都ふたり旅。
大人になり、友人みたく旅ができるのは幸せだと思いました。
また行けたらいいな。

いのうえ のぞみ

プロフィール:いのうえ のぞみ(Nozomi Inoue)

東京都出身。モデル・タレント活動の傍ら世界一周を目指し、これまで訪ねた国は60ヵ国を超える。
2015年度バリ島観光大使に就任。

2018年より写真家として活動を開始する。APA (公益社団法人 日本広告写真家協会) 正会員

「いのうえのぞみ オフィシャルサイト」
https://www.inoue-nozomi.com/
「いのうえのぞみTwitter」
https://twitter.com/nononononozomin
著書『ちょっとしたコツで10倍かわいく見えるモテ写の教科書。』
https://www.mdn.co.jp/di/book/3217303018/

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