川辺優紀子のKIPONでスナップ ~ 柴又編4

みなさん、こんにちは。
フォトグラファーの川辺優紀子です。
KIPONのレンズ『IBERIT』で撮り歩くこの企画。今回は東京の下町、柴又を切り取ります。

川の方

35mm

長年柴又の地と人々を見守ってきた柴又帝釈天にお別れを告げ、今度はそこから江戸川の方面に歩みを進めます。

とても和やか空間でした。
住宅で埋め尽くされた地の印象で、生活音が微かに聞こえる心地よい場所です。

35mm

私にとっては全く知らない土地ですが、なんだかとても親近感が湧いてきます。

どんな人が住んでいるのだろう。
今日の夕食は何を作ってるのかな。
楽しそうに何をお話ししてるんだろう。

好奇心をそそられます。
一つ一つ写真に収めているうちに、柴又がとても好きになりました。

35mm

そうこうしているうちにたどり着いたのは、大正建造物の「山本亭」です。

大正12 年からこの地に建てられているという事で、大変趣のある建物でした。
館内や庭園を見学できる他、茶室のレンタルなどもできるようです。

残念ながら時間の関係で館内は見れませんでしたが、お庭の通り抜けはできるとの事で、
少しお邪魔させていただきました。

35mm

葉の隙間からこぼれ落ちる光がとても綺麗です。
一面に広がる苔が良い味を出していると感じるのですが、どうでしょう。
最近の私は苔が好きなのかもしれません。

35mm

館内見学が楽しめない時間に来てしまいましたが、心が吸い込まれそうなこの陰影を見られるのはこの時間帯の特権です。

35mm

ここは街中と違ってゆったりとした時間が流れていました。
東京とは思えないほど、穏やかな空間です。

そんな場所で、マニュアルフォーカスを駆使してマイペースに写真を撮っていく。
とても癒されます。

IBERITはこういった場所を撮るのにベストマッチだと感じました。

35mm

秋にまた訪れようと思います。

平和な川沿い

最後にやって来たのは江戸川です。

50mm

気持ちの良い風が吹き抜ける土手沿いには、沢山の人々が集まっていました。
ランニング、お散歩、公園で遊んだり、ベンチで涼んだり。

35mm

ふかふかの落ち葉には鳩も沢山いて、それを追いかける子どもも。

50mm

道端にこんなにも可愛い桶が置いてあったりと、柴又という地の温かさを感じます。

4回に渡って柴又の写真を紹介してきました。
後半こそ人はあまり写っていませんが、ここに住んでいる人々あってこその柴又だと思います。

50mm

またお邪魔させていただきたいです。
ありがとう、柴又!

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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