川辺優紀子のKIPONでスナップ〜草津編1

こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載は、KIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。

今回IBERITで撮るのは私の故郷である群馬県にしようと考えました。
このブログで群馬県は初登場ですね。
いつもは電車や自転車、歩きなどの手段で目的地へ向かっていましたが、今回は実家から車を拝借して日本の名湯『草津温泉』へ向かったのです。

長旅の癒し

途中、道の駅「八ッ場ふるさと館」に立ち寄りひと休憩。
長距離運転には休憩が必須です。

道の駅にはその地の食べ物や名産が売っていたりしますが、ここの名物はこちらだと思います。
目に飛び込んで来たのは「八ッ場ダムカレーパン」

 

チーズで堰き止めているのでしょうか。カレーとパンで見事にダムを表現しています。
気になる中身のカレーは、なんとスパイスを14 種類も使用しているそう。辛口でさらに食欲を刺激してきます。

“限定物”にすぐ飛びつく私は思いっきり齧り付きました。

スパイスとチーズの融合が絶妙なバランスを生み出しています。

食事も取れて休憩もバッチリ。さて、もう一踏ん張り運転頑張ります。
流石に運転中は写真が撮れないので何も記録が残っていないのが残念な点ですね。

湯けむり漂う温泉街

高崎駅から車を走らせること約2時間、到着しました!
『草津温泉』

 

こちらは、かの有名な「湯畑」です。
湧き出た温泉はかなりの高温なので、外で流す事によって温度を下げています。

硫黄の独特な香りがプンプン漂う温泉街。
しかし不思議と嫌な匂いではなく、景色や雰囲気もあってか“これぞ草津温泉”と気分を上げてくれる良い香りです。

街並みも含めてこそ味が出るスポット。ここでは24mmを使用しました。

湯畑はぐるっと一周回れる遊歩道となっており、様々な角度から狙うことができます。

流れるお湯を眺めるのも癒しですが、中でも私が特に気に入っているのは灯籠です。

少し遠くにあるこの灯籠をメインに撮りたかったのでレンズは50mmに交換しました。
背景の建物と灯籠まで距離がありますが、絞ればここまでくっきりと写し出してくれるのがIBERITです。
絞りの調整によって写真の雰囲気をガラッと変えられる楽しいレンズ。
今回のように観光地に持っていくにも頼もしい1本だと思いました。

湯畑の隣には誰でも自由に入る事ができる足湯があります。
さすが日本有数の温泉街。
車のペダルを踏み続けた足の疲れを癒したくて迷わず足を入れます。

温泉宿の浴衣を着て足湯に浸かるのも定番の楽しみ方。
湯気の立つ湯畑を眺めらがら癒しのひと時を噛み締めます。

草津には温泉以外にもお楽しみが沢山。
足が物凄くポカポカしてきた頃、ある物が目に留まりました。

温泉卵です。
湯畑を眺めながら、お出汁をかけて食べる温泉卵。
言うまでもなく絶品でした。
卵をセットした瞬間から食べたい衝動に勝てず、卵その物の写真を撮るのを忘れていましたが、それほど見た目から美味しい!という事です。
ただの言い訳ですが。

さてKIPONのIBERITで切り撮る草津はまだまだ魅力が沢山。
次回の更新までお楽しみに!

 

 

(つづく)

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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