川辺優紀子のKIPONでスナップ~鎌倉編4

皆様こんにちは。
写真家モデルの川辺優紀子です。
この連載はKIPONのレンズIBERITを用いて様々なスポットを撮り歩くレンズブログです。

さて、最終回となりました鎌倉編。
時刻は夕方。
この時間帯はあっという間に進んでしまうのでここだと思ったら沢山シャッターを切っていきます。

夕日が傾く海を目指して進みました。

途中の踏み切りではすぐ隣にホームが。

24mm

柵の位置までカメラを持っていってみると、まるでホームに立って撮っているかのようなカットになりました。

24mm

自分が立っている場所がホームよりも低いので、かなりのローアングルに。

私は大学への電車通学になるまでは、電車とほぼ縁がありませんでしたのでこの雰囲気に憧れます。

地域の人々の、毎日のルーティンに組み込まれている風景の一部。
代わり映えのない日々のワンシーンかもしれませんが、そこから“何か”を探してシャッターを押していくのがスナップの楽しいところ。

「こういう見方はしてなかったな」
新たな発見で新鮮味があるかもしれません。

どんなシーンに巡り合えるかもわからないので日々カメラが手放せませんね。

さて、いつもの事ながら知らない道を進んで行きます。
大通りよりも小道へ。

24mm

この角の向こうはどんな景色だろうと引き込まれる日の入り方でした。
季節と時間帯によって影は変わるので、この絵もまたこの時にしか撮れない写真です。

みんながお家に帰ってくる時間。
お夕飯の支度の時間。
ペットの散歩の時間。

24mm

それぞれの時間が交差する道でした。

24mm

湘南限定バージョンのナンバープレートでしょうか。
イラストがとても可愛らしいです。

24mm

潮の香りと波の音がしてきます。
海までもうすぐ。

50mm

そう思った矢先、目の前が急に開けました。
なんと道の向こうには水平線が!
小道を進んできた結果、突然海に出くわす事になり驚きです。
こんなシチュエーションは初めてでしたのでとてもワクワクしました。

(つづく)

川辺優紀子

プロフィール:川辺優紀子(かわべ ゆきこ)

大学卒業後上京し、モデル・タレントとして活動。
写真家高桑正義氏に師事し、2019年に独立。
ロケーションやスタジオライティングを用いての人物撮影に加え、日常や旅先のスナップをライフワークとしている。
現在はモデルと写真家の二本柱で、精力的に活動中。

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